熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

遙かなる時空の中で3 の思い出

#遙かなる時空の中でコーエーが #アンジェリーク に続く女性向けゲームの第二弾で、無印はプレイステーションで発売されました。

普通の女子高生が過去に飛ばされて、「星の一族」の少女に「龍神の神子」と呼ばれ八人のイケメン「八葉」と共に京に起きる怪異「怨霊」と戦い封印していく。

八葉好みの香を焚き、紙を選んで文を出し、添える花を選ぶ。

京を共に歩き八葉との心の絆を高めていく。怨霊との戦闘では補佐と声かけ。

突如起こるイベント。

アンジェリークもそうですが、当時のコーエーの女性向けゲームは二股三股は当たり前、攻略対象全員から熱い言葉をかけられる快感。

なぞの鬼の一族、主人公は白龍の神子で、鬼の一族には黒龍の神子がいる。

不思議な少女黒龍の神子とのエンディングもあり、星の一族の姫とのエンディングもある。

楽しかった。

 

 

遙かなる時空の中でプレイステーションの女性向けゲームの中で長く販売数トップを誇っておりました。

 

遙かなる時空の中で2 は無印からン年後が舞台。

神子を守る星の一族も衰退しており、召喚された女子高生は敵味方に分かれた八葉から信頼を受けなければならない。

謎の美しい鬼の存在。

これも楽しかったです。

ソフトは女性向け耽美雑誌JUNEが買ってくれました。JUNEのゲームレビューを担当していました私。

当時は声優ブームも落ち着いていて、収録に立ち会う雑誌はJUNEと声優グランプリアニメイトの店舗用雑誌だけでした。途中からザ・プレイステーションさんも参加してました。

 

そして私が体調を壊して仕事ができなくなった頃に発売されたのが、遙かなる時空の中で3 PS2用ソフトでした。

平安時代の末期、源平が戦っている時代が舞台。

私的には女性向けゲーム最強の女主人公が、二人の幼馴染と共にへ源平時代に飛ばされます。

当時のコーエーの女性向けゲーム、ネオロマンスゲームはアニメーションが大事な場面に挿入されているのですが、遙かなる時空の中で3 のアニメーションのクオリティは低く作画崩壊物、ファンから悲鳴があがりました。

登場人物の一人の髪型がカニの🦀ようなので、誰が言い出したか「カニメ」。

カニメという言葉、今は廃れましたが一時期酷い作画崩壊のアニメはカニメと呼ばれてましたよね。アレの発祥は遙かなる時空の中で3です。

#カニメ の発祥は #遙かなる時空の中で3 これ、テストに出ます。

 

脱線してますが、カニメがどうであろうと遙か3は戦闘も面白くなり、主人公のレベルも上がります。

酷い目に遭って上がっていきますし、運命の上書きシステムという力も得ます。この力を得るシーンはトラウマもののカニメでした。カニメがトラウマなのではなく、シナリオが良いです。

 

ここで出てくる敵将が #平知盛 イケメンですが、私一周目は歳下眼鏡の幼馴染派でしたね。

敬語キャラですよ。

主人公を守ろうと必死の弓道部キャラで、歴史に詳しく、お兄ちゃん劣等感キャラ。

このお兄ちゃんも幼馴染ですが、冒頭カニメで浮浪てしまいます。そしてタマラン設定で再開。

 

あ、話がまたズレました。

平知盛は敵キャラで、運命の上書きシステムを何回も使うことで彼のことを知ることが出来ますが、最後は壇ノ浦でドッボーンです。

何周しても主人公が無双状態になるほど周回プレイをしても私に落ちず、壇ノ浦でドッボーンです。

 

八葉たち全員落としてカニメを見まくってもドッボーンです。

落とさないキャラだと思い知るまでドッボーン。

 

で、当時の女性向けゲームの人気キャラの何人かは遙かなる時空の中で3が占めるほど、このソフトは人気がありました。この頃女性向けゲームは乙女ゲーと呼ばれ始め、数々のメーカーが参入し毎週のように新作が出た時代に好きなゲームとしてアンケートに答える人も多かった。

この人気をコーエーが黙って見ているはずがありません。

 

遙かなる時空の中で3 十六夜記 が発表されました。その時に平知盛によく似た人物で銀というキャラが発表され、「身体は大人、心は乙女」の私は知盛がドッボーンから生きていて、記憶喪失?

とか妄想が止まらず、煩悩主婦、(あっこれはコーエー出版のラブラブ通信の仕事で使っていた肩書きです)大暴走。

 

無事発売された #遙かなる時空の中で3十六夜記 

ええ、平知盛は攻略対象になっておりました。

何回も斬り合い、ドッボーンを見たり、切られたりしながら何周もして最強の乙女となり剣で語り合いハッピーエンドになります。

 

このソフトも売れて次は現代を舞台にした #遙かなる時空の中で3運命の迷宮 が発売されて、その後は移植移植にドラマCDからなんからでて、グッズも出て、バレンタインの高いチョコレートを買わないと貰えないグッズも出ました。

 

「鬼だなコーエー」と、今も思っています。 

仙台に住む友人も遙かなる時空の中でシリーズが好きで、情報交換をしたのも今は良い思い出です。

友人は今親御さんの在宅介護でヘロヘロ。

一緒に京都や平泉の聖地巡礼をしたのが懐かしい……

 

 

 

 

 

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